臨場感で脳をだます!?

こんにちは。

今回は、イメージがうまくできないという人に向けて、脳を騙して現実化させる方法をお話します!

 

イメージングは五感を使って、映像だけでなく、音・匂い・感触・味などをリアルに感じましょうとよく言われています。

これをすっとできてしまう人は問題ないのですが、私はすごく苦手です。。

えっと...匂いは...次、音は...と、いちいち頭で考えてしまい、これであってるの??と不安になってしまいます💦

ですが、私のこれまでを振り返り、願ったことが現実化している例を思い返してみると別に五感を使ってイメージしなかったものもあるなと気付きました。

イメージングの目的は、鮮明に感じられるか、ではなくて自分がその理想のイメージに浸れるかどうか、なのではと思いました。

つまり、想像している世界に自分が臨場感を感じて浸れるかどうか。

なので五感をフルに活用して想像することで、その未来を感じられる人はそれで良し、映像が浮かばなくともその感覚になってみて臨場感が上がる人もそれで良し、書き出すことでワクワクしてくる人もそれで良し!なんです。

 

どの方法を使うにしても大事なことは、臨場感を上げて、脳に現実だと思わせること。だと思います。

 

そこで、脳が考える現実とはなにかについて。

現代認知科学においてリアルとは今、自分が臨場感を感じている世界という定義がなされています。

つまり、リアリティを感じたことが脳にとっての現実であり、それは私たちの脳が臨場感の高い脳内の仮想現実世界を現実として認識するということなのです。

 

VRって言葉よく耳にすることがあるかとと思います。

当時の「バーチャルリアリティ(=仮想現実)」の定義は、たとえば観客が座っている映画館のシートは物理的現実世界であり、スクリーンの世界はバーチャルリアリティである、というものでした。

なので科学者達は、光や音や映像を駆使してバーチャルリアリティの臨場感を上げ、現実世界のリアリティに近づける方法を模索していました。

しかし、バーチャルリアリティの臨場感を上げるのに、実は光や音や映像などは必要ではなかったということがわかります。

どういうことかというと、あなたが小説を読んでいて、波瀾万丈なストーリーと感動的なシーンの連続に、思わず涙が溢れてきたとします。小説には、光も音も匂いもない、文字情報だけで構築された世界です。

それにもかかわらず、小説を読んで、そのバーチャル世界に深く入りこみ、主人公と同じように感動し、驚き、ハラハラしたり涙を流したりします。

つまり、その時あなたにとっては小説を読んでいる物理的世界よりも、その小説の中の仮想世界の臨場感の方が高いのです。

たとえ、小説の世界に音や光や映像はなくても私達人間は、小説の中の文字情報だけで臨場感を感じるのです。

つまり、物理的な手触りや光や音や匂いがなくても、本人の脳がリアルだと感じていれば、それがその人にとっての現実になるのですね!

 

これは、引き寄せの法則でも同じことが言えます✨

自分の望む未来の臨場感が高ければ高いほど、脳はそのイメージの世界を現実と認識して、その現実に向かって働きます。

だから臨場感がとっても大事なんですね!

では、この臨場感を上げるにはどうすればいいのか、ですが。

みなさん、「こうなったらいいな~」と夢見ていたことが、何年か後に叶っていたという経験をお持ちだと思います。

そうゆう時って、あの時、望んでたことが今は当たり前になってるな~。と振り返って嬉しくなったりしませんか??

この、「私ちゃんと叶えてるじゃん~!」という達成感を先に味わってみる感じです。

 

 

今の時点ではほど遠い目標だとしても、現状は忘れて叶えた未来の自分になりきって感情を感じてみてください。

この時にくれぐれも、でも今にフォーカスを当てて、現状と理想のギャップに意識が向いてしまわぬよう注意してくださいね。意識がそこに向いてしまうと、その状態を維持してしまいますので💦

 

叶えた時の感覚に浸って、ワクワクしてみます。

その感情を脳は現実だと思い、その状態を作るべく動いてくれます。

 

もしも、まだ叶っていない未来の感情を感じるのが難しい方は、

  1. 過去の記憶の中で嬉しかったこと・ワクワクしたこと・感動したことを思い出してください。きっとその時のポジティブな気持ちが蘇ってくると思います。
  2. そして、自分が叶えたいことを頭の中でイメージします。
  3. そのイメージのあとに、1で過去を思い浮かべた時に蘇ってきた感情を貼り付けるように感じてみてください。

この1~3を何度も繰り返してみてください。

繰り返し行ううちに新しい未来の記憶として潜在意識に刷り込まれていきます。

 

あとは、具体的なイメージ以外にも、普段からワクワク・楽しい・嬉しい・感動・・・といった気持ちに浸ってみたり、日々の生活の中で、自分の気持ちが良くなる時間を作ってみるようにしてください。

早起きして散歩・コーヒーを入れて飲む・お気に入りのカフェで読書・買い物、なんでもいいです!

自分が満たされる時間を意識的に作るようにして、自分なんて駄目だ・どうせできない・不安・焦り・・・といった感情に惑わされる時間を減らしていくだけでも現実は変わっていきます。

 

そして最後に、鈴木紗理奈さんがご自身のエッセイ 悩みは武器 思いどおりに行ってたまるか! [ 鈴木紗理奈 ]の最後でこのように言われていたのが、印象的でしたので以下に引用させていただきますね。

 

”こういう風になりたいと、いつもいつっもイメージしていると、それがいつしか当たり前の精神状態になるから、自然にそうなっていく。だから、常に思い描いて、実践している。

たとえば、

「女優業うまくいっている」

「バラエティもうまくいっている」

「子育て絶好調」

「みんなが私の生き方を理解してくれている」

「正直に発信していることに、周りの人たちが共感してくれている」

「スタイルをキープできている」

こんな風に、そうなっていたいことをイメージしてきた。そして今40歳、振り返ってみると、以前は憧れでしかなかったことも、気がついたら、それが普通の状態になっている。”

 

めちゃイケに出ているタレント、というイメージでしたが、今ではマドリード国際映画祭で外国映画主演女優賞を受賞した女優さんなんですね✨

脳の使い方をしっかり理解されてるな~と思いました!真似したいと思います。

あと、Youtubeさりけんちゃ~ンネルよく見てます。たむけんと紗理奈さんの掛け合いがほのぼの可愛くて😊

 

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Photo by Ashwin Vaswani on Unsplash

 

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

ゆりえ💫