引き寄せを科学する!? <脳科学編>

こんにちは。ゆりかです。

緊急事態宣言もとけて、少しずつ日常が戻ってきましたね。

第2波も心配されてますのでまだまだ気をつけないとですが!皆さんも引き続き、くれぐれもお気をつけくださいね😢

 

さて、だいぶ間が空いてしまいましたが・・・今回は、「引き寄せの法則」についてお話したいと思います🎆

 

イメージした現実を引き寄せる、と言われても正直、本当に?にって疑ってしまったことはないでしょうか?

疑り深い私はずっとそうでした。

ナポレオン・ヒルやマーフィー、エイブラハムなど「引き寄せ」に関する多くの書籍、また実際に引き寄せに成功している方々の体験・・・世の中にたくさんありますね。そういったものを目にするたびに、「その人たちが特別なんだ!私にできるはずがない!凡人な私には無理な話だ・・・」と思っていました。

 

でも実際に、引き寄せた人々がいる。そして自分も過去を振り返ると願いが叶ったという経験もある。

どうしたら、「引き寄せの法則」を心から納得して、使いこなせるようになるのか、スピリチュアル的な能力ゼロ!霊感ゼロ!どちらかと言うと鈍感!まずは行動してみる素直さにかける!な私でも腑に落ちる理由づけを探しました。

引き寄せの法則を科学的に見ていくことで私と同じように、叶えたい願いがある!でも引き寄せをイマイチ信じられないでいる!という方のお役に立てれば嬉しいです。(あ、もちろんスピリチュアルな観点を否定している訳ではないです!)

今回は脳の機能と仕組みという観点から引き寄せの法則をご説明していきます。

違う視点からみることで、少しでも納得するキッカケになれば幸いです✨

 

  • 脳は意識したものしか見ない!?

まず、人間の脳は1秒間に4,000億ビット(1ビットはコンピューターが扱うデータの最小単位)の情報を集めているそうです。ですが、毎秒4,000億ビットの情報を、そのまま取り込もうとすると餓死してしまいます。※4,000億ビットの情報を全てを脳で処理するのに821年かかるそうです😵

そのため、1秒2,000ビット、すなわち全体の2億分の1の情報しか認識せず、残りの情報は意識にものぼることなく、消えていきます。

そして、その認識した情報を捉えてそれを元に現実を繰り返し作っていきます。

 

では、2,000ビットの情報はどのように選ばれるのか。

前回のブログでもご紹介した、脳内でフィルターの役割をしている器官 毛様体賦活系 RAS(Reticular Activating System)の出番です。

 

※こちらも是非どうぞ。

rendezvous77.hatenablog.com

 

いろいろな意味で、あなたが意識していること(モノ)だけを見て、聞いています。

RASによって、私達は意識していないものは、たとえ目や耳に入っていたとしても、実際には見ていないし、聞いていません。

よく例えとしてあげられますが、毎日身につける腕時計。

その時計盤を見ないで絵に描いてください。と突然言われても100%正確に描くのは、難しいと思います。

もしかしたら、中には見ないでも完璧に描ける、という方もいらっしゃるかもしれませんが。

毎日腕につけて、1日に何回も時間を確認するたびに見ていますが、いざ絵に描こうとすると、時計盤がどんなだったか思い出せない・・・・これがRASの機能です。

 

ちなみに、「見る」というメカニズムについて・・・目は光をとらえるレンズです。

  1. そのレンズが捉えた光を目の奥にある網膜が感知し、
  2. 電気信号に変換して、脳の視覚野に送る。
  3. 視覚野は受け取った電気信号を解釈してイメージに変換。 ここでやっと「見る」完了!

実際に見ているのは、目ではなくて脳なんですね。

レンズの役割をする目がとらえた光を、RASというフィルターがキャッチしないと見ていないのです。

 

  • 意識していることで自分の現実は変わってくる!?

今、あなたの目の前に展開されている現実は、あなたの脳内が作り上げたイメージを変換したものです。つまり、現実は一人ひとり違い、そして何を意識するかによって見る景色や現実が変わります。

信じていること、思い込みによって目の前の現実が決まるのです。

 

例えば、次のボーナスが出たら、エルメスのバッグがほしいな~とか思っていたら、街中でエルメスのバッグを持っている人やたら見かける、なんて経験ないでしょうか。

それは、同時期にエルメスのバッグが流行ったという訳ではなくて、あなたが「エルメスのバッグ」を意識した瞬間から、RASが「エルメスのバッグ」を探し始めたからなのです。

 

 

RASが外部からの情報を仕分けして、あなたの考え方にぴったり合う情報や、普段から慣れ親しんでいる物事の情報をピックアップします。そして、内面の思考や感情にあわせて外部からの情報を拾い上げて、拾った情報にあなたの意識を引きつけます。

 

まるでGPSのように、自分が目標を決めるとRASがそこへたどり着くための情報を片っ端から集め始めます。

求めるもののイメージをくっきりと明確に心に描けば、あとは24時間365日RASが、周囲にあふれる何億ビットという情報の中から、それが見つかるまで探し続けます。求めるものに関する大事な情報だけを拾い上げ、それ以外の情報は排除します。

これが、「引き寄せの法則」と同じように作用するのです。

 

脳科学からみる引き寄せの法則まとめ

  • 何か自分の「願い」を明確に意識する。
  • RASが情報を探し始め、目の前の現実が変わり始める。
  • 今まで見えていなかった、願望達成のために必要な情報が集まってくる。

 

以上、脳科学の観点から引き寄せの法則をご説明させていただきました。

このRASという仕組みを知った私は、

確かに、脳の働きを使えば目の前の現実の見方が変わって、自分の夢の達成方法が見えてくるのかもしれない🤔と納得しました。

 

だが、しかしたとえば・・・

  • 大好きなあの人と復縁したい!とか
  • 素敵なパートナーからプロポーズされたい!とか
  • 苦手な上司が異動して欲しい!とか

といったような、自分がどうこうするだけでは解決できなさそうな(?)、相手が動いてくれないといけないような(?)願いに対しては、はたして有効なんだろうか・・・・とまたもや懐疑的になる頑固な私。

そんな時に、素粒子という存在を知ったのでした・・・。

ということで、次回は量子力学」的な観点から引き寄せの法則を科学していきたいと思います!

 

f:id:rendezvous77:20200601172411j:plain

Photo by Larisa Birta on Unsplash

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ゆりえ🎂